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■2007/02/24 (Sat)
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グランメッセの加島です
東京都東大和市在住の大学生、橋本万里(ばんり)君(21歳)は先天性心疾患を克服す るため、学齢前にフォンタン手術を受けています。しかし、高校在学中の2001年ころ から不整脈が出現するようになり、国立成育医療センターで詳しく検査したところ、 すでに循環破綻を来たしており、移植しか生きる道が残されていないことがわかりま した。それでも彼は人生をあきらめず、休学していた高校を5年間かかって卒業し、 受験にも挑戦し、去年4月には希望に胸膨らませて大学進学も果たしました。しか し、今また彼は病院のベッドにいます。実際に授業を受けることができたのはわずか 2週間でした。
これまでの検査の結果、すでに心筋の状態が相当悪く、それに伴う合併症で肝臓も 悪化しています。そのため、渡航して移植するという極限の方法でしか病気と闘う方 法がなくなりました。移植ルートの確保は大変困難な経過をたどりましたが、このた び東京女子医大心臓病センターと成育医療センターの先生方の連携で、昨年5月に、 米国ピッツバーグ大学病院での心・肝同時移植の内定をいただくことができました。 海外での移植には、日本の公的負担が適用されず、病院に支払う治療費、医師に支払 う医療費のほか移送費、滞在療養費等で個人では負担しきれない多額の費用が必要で す。昨年10月、米国から届いた受入確認書には保証金が約60万ドルと記載されていま したが、11月に届いた手紙で、病院と医師に支払う医療費だけで200万〜300万ドル、 日本円にして2億4千万〜3億6千万円(1ドル=120円で計算)が必要になることがわか りました。そこで、私たちは「万里君を救う会」という会を設立し、お一人でも多く の方からのご協力が得られるよう公開募金活動を開始することにしました。万里君が もう一度未来を語れるよう、皆様からの温かいご支援をお願いいたします。 http://www.banrihelp.com
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お母さんは熊本出身の橋本(大西)千穂さん(S28年生)です。同級生の方、旧知の 方等、どうぞご協力ください。
私の先輩の友人です。
グランメッセ熊本 加島裕士
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